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2016年06月13日

『根をはること』の大切さ



陰ヨガで最も養われる力、それが『根をはる力』だと思います。
ヨガを体験されたことのある方は『グラウンディング』という言葉を
一度は耳にしていらっしゃるのではないかと思います。
どんな種類のヨガであっても、それが座位でも立位でも、逆立ちしていても、
マットに仰向けになっていても、すごく大切に伝えられていることのひとつだと思います。
大地に根を下ろし、土台ができていてこそ、天に向かってエネルギーを使ったり、
身体を引き上げたりすることができる。

わたしは『グラウンディング』という言葉はあまり使わないのですが、
(ヨガをはじめてする方には、ヨガ用語のようで伝わりにくいときがあります)
自分でもしつこいなぁと思うくらい、『根っこを大地に下ろしていく』ことを
プラクティスの中で何度も何度もお伝えしています。
『大地に向かって座骨が根付いていくように』
『ご自身の中心が少しずつ大地に降りていくように』
『上体が前に倒れても、座骨から伸びた根が抜けないように』
練習に出ている方は、日々何度も聞いているフレーズですね。

何度もプラクティスに出ていると、座骨を下ろしていく感覚やエネルギー感を
大地に向かって降ろしていく身体の感覚が自然と身体に染みついていきます。
そして、言葉で何度も聴くことで、知らず知らずもっともっと心身にしみ込んでいく。
陰ヨガを通して身につく『根をはること』が日々の生活にも(勝手に)作用してきます。

悪いことが起きても、必要以上に落ち込んだり、ぶれたりしない。
良いことが起きても、浮かれすぎて失敗することがない。
周りの状況に振り回されることなく、いつも通りの能力が発揮できる。
パニックや緊張に陥ることなく、落ち着いて対処できる。などなど。
陰ヨガを始めてから、あれ?前の自分と違う。
と、気付く瞬間がいつかやってきます。

根っこさえちゃんと張れていれば、風にも雨にも動じることなく、
少しくらい折れてもまた伸びていくことができる。
『人から見えているのは幹や枝や葉。けれど根っこは地面の下にあり、人には見えない。』
見えないところにしっかりエネルギーを注いで努力することができる人は
後からぐんぐん躍進することができるのだと、わたしの恩師がおっしゃっていました。

地域で活躍するにはまず地域に根付くことが大切。
植物の種子もまず根っこから伸びて大地に根付く。
成長や躍進、チャレンジは『根をはること』の先にあります。

【6月スケジュール】
7日(火)陰ヨガ空町~6月~空町古民家にて10:30~
15日(水)陰ヨガ研究会(子連れヨガサークル)市内施設10:30~
21日(火)陰ヨガ空町~6月~空町古民家にて10:30~
29日(水)陰ヨガ研究会(子連れヨガサークル)市内施設10:30~

【7月スケジュール】
7月6日(水)と20日(水)陰ヨガ研究会『夏の陰ヨガ~夏の養生~』座学+実践の開催が
決まりました。得に6日は薬膳ランチ~夏の養生~をご用意いたします。
詳細はもう少しお待ちください。








  

Posted by hisada mariko at 17:17Comments(0)