2016年05月03日

台所からはじまる春の食養生(復習)

台所からはじまる春の食養生(復習)

4月は陰ヨガ研究会(子連れヨガサークル)にて
『春の陰ヨガ~春の養生~』を開催しました。
皇帝内経より春の過ごし方/五行より『肝』のお話/春の食養生
陰ヨガ『気の巡りを良くする+春のデトックス』の実践。
たくさんのことを詰め込んだ2時間でしたがあっという間に過ぎました。
多くの方々にご参加いただき、本当にありがとうございました。

今日はその中から『春の食養生』の復習です。
暦では5月の立夏から夏が始まりますが、まだまだ春が旬の食べ物が
たくさん並んでいる高山なので、春の食養生、もう少し続けられそうです。

五行から見ると、春は『肝』を養う食べ物を頂くことが食養生になります。
『肝』を養う=気の巡りをよくする、血の貯蔵とデトックスです。
さらに、その季節の『気』を取り入れるには
『春は芽、夏は葉、秋は実、冬は根』を頂くことが基本になります。
『木』のエレメントである『酸』『青』もポイントです。

タラの芽、フキノトウ、たけのこ、よもぎ新芽、春菊、菜の花、折り菜などは
『肝』を助ける『苦味』があり、季節のエネルギーが詰まった『芽』の部分を頂きます。
冬から目覚めた身体をデトックスしてくれる春の自然の恵みですね。
『青』=緑の野菜でもあり、お魚で言えば、青魚。いわしなども美味しい季節です。
『酸』は『肝』を補いますので、柑橘系、梅ぼし、酢などもたくさん取り入れましょう。

そして、気を巡りに良い食材は、紫蘇、三つ葉、セロリ、レモン、ミント、茗荷、抹茶など。
どれも香りでリフレッシュできるもの。
薬味やハーブティーとして食卓にたくさん取り入れていきましょう。

これ以外のものでも、春が旬の食材はたくさんあります。
どの季節でも、旬のものをたくさん取り入れながら『五味』や『五性』、
『陰陽』バランスを考えて、食生活を送ることが自然と食養生になり、
次の季節を健やかに過ごす秘訣になります。

陰ヨガやアロマなどでリラックスすることも『気の巡り』を良くしてくれます。
食養生やライフスタイルの養生に加えて『陰』の時間を意識的に
取り入れることも、春にはとても大切になってきます。
自律神経の働きを司っているのも『肝』になりますので、
五月病など自律神経の乱れを鎮めるのにも、春の養生の考え方は
役立つかもしれません。

あまり難しく捉えずに1年を通して、『台所からはじまる食養生』を
楽しく実践できたらと思っています。
『夏の陰ヨガ~夏の養生~』も計画中です。
それまで、健やかに5月、6月を過ごしましょう。

【5月スケジュール】
11日(水)陰ヨガ研究会(子連れヨガサークル)市内施設10:00~
17日(火)陰ヨガ空町~5月~空町古民家にて10:30~
21日(土)はじめての陰ヨガ~5月~10:00~
25日(水)陰ヨガ研究会(子連れヨガサークル)市内施設10:00~
29日(日)アースデー飛騨高山 陰ヨガ体験 11:30~
31日(火)陰ヨガ空町~5月~空町古民家にて10:30~



  
スポンサーリンク


Posted by hisada mariko at 17:25│Comments(0)
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
台所からはじまる春の食養生(復習)
    コメント(0)